酒本良吉

1954年2月6日 輪島市に生まれる。
16歳より漆器の基礎である下地職人の見習いとして修行にはいる。
得意技は丸物(御椀など) それに漆器の修理も得意の一つ。
現在、麻布〔あさぬの〕を材質に、乾漆をモチーフにして
いろいろなカタチに挑戦しています。

酒本良吉の仕事をしている図。

* 1999/10/29 福島光加先生の生け花で帽子型花器を使っていただき 〔そうげつ〕増刊号で紹介されました。

良吉の作品 良吉の作品
酒本良吉の作品
この作品は漆だけで 出来上がっています。
純粋に漆だけを塗り重ね形にしていった物です。
作品には まだ名前がついていません。この作品を見て 閃いた方
メ−ル下さい。お待ちしています。
愛知県の浜島さんから上の作品に名前をいただきました。ちょっと難しい名ですが紹介します。

私はこれらの作品からは自然、素朴、流れ、水、空気、ふくらみ、
湧き上がるなどの感じを受けました。向かって左は繭輪(けんりん)
意味は、まゆの輪(わ)、光沢ある光り輝く絹の繭が集まって、
膨らんで輪になっている姿。
右が、漣輪(れんりん)。意味は草のさざなみが、空気か、もし
くは水の流れに揺れて、輪の形に集まっている様。空気か水の自然な
さざなみ(揺れ)を感じました

浜島さんありがとうございました。


麻布に下地漆を塗り重ね
自由な造形を追い求めています。
それが皿だったり、花器、水桶、
等 試行錯誤で作り続けています。
一つ一つ手作りで、同じ物を作ることは
出来ませんが そんな作品を こつこつ手がけています。

麻で出来た古い蚊帳を御持ちの方
御譲りください。

良吉の使っている器

見た目の悪い椀です。もともと料理屋さんで使われていた椀で 廃棄されるところを
貰い受け、欠けたところや 傷等 補修し自分で使っています。
商品価値はないかもしれませんが 丈夫で ぞんざいな扱いにも 全然大丈夫です。
私もこの椀で 御飯や汁物をいただきましたが、見た目の悪さ以外 まったくの
輪島塗の高級椀です。そして茶碗と一緒に無造作にたわしで洗われていました。
ここでも修理品が新品より丈夫だということを証明しています。



さけもと